コカコーラの戦略とクローズド化が進むアメリカのSNS
相変わらずコカコーラのマーケティングというか、戦略が上手いです。
ネームボトルと言って、コカコーラのラベルに人の名前が付いているボトルが最近売られています。
インスタグラムとかツイッターを見ていて思ったのですが、
みんな自分の名前or友達の名前を探して、写真を撮ってシェアしているんです。
そして、それを見たフォロワーが、自分の名前を探して買ってまたシェアする。
この繰り返し。まさにバイラル。
宣伝のコストゼロ(ほぼ)。
しかも、こういったニーズも。
ジャニファンが担当の名前探しに奔走するコカコーラネームボトル!嵐ファンは諸般の理由で静観? - NAVER まとめ
名前の一覧を呟いているアカウントがありました↓
コカコーラのネームボトルの名前一覧 pic.twitter.com/Gfst6bQs7m
— ✨キラキラモード✨ (@KiraKira_tw) 2014, 5月 8
承認欲求のためにシェアする
少し前までは写真を撮ったら写メ(もはや死語?)で、友達とか家族に送ってコミュニケーションしていました。
しかし、現在ではそのやり取りをオープンにして行っています。
公開設定さえ限定してなければ、誰でも見れるのです。
で、流行もの好きな人達(アーリーアダプター)がSNSにアップして、
それを見た人達(マジョリティ)が買いに行くと。
※多分アーリーマジョリティ以降の人達はSNSにアップしないorやっていない
僕もそうなのですが、今の若い人達は、記録のために写真を撮ることはほぼ無くなっていて、シェアするために写真を撮り、承認欲求を満たしているんですよね。
日本と逆行するアメリカ
ただ面白いことに、アメリカだと逆にクローズドのアプリが注目されています。
Secretとか、Whisper(ウィスパー)とか。
Whisper - Share Secrets, Express Yourself, Meet New People
そして日本でも、Whisperと似たPictory(ピクトリー)というアプリが最近リリースされました。http://pictory.be/
また、カップル専用のSNSなども日本で認知されてきました。
Between - Best App for Couples - 【カップル専用アプリBetween】大切な恋人と、2人だけでつながるアプリ
カップル専用アプリPairy(ペアリー) - 恋人と2人だけのアルバムやペアプロフが楽しい。デートや記念日登録も、すべてPairyで。
こういった流れを見ていると、ある程度のオープンなサービスは残り、
残りはクローズドなモノにシフトしていきそうだなーなんて思いつつ、
長くなったのでここら辺で止めます。