サマソニ行って思ったけど、ライブとかフェスの主役が変わってきた気がする
先週末、ミッドナイトソニック(HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER)に行ってきました。
音楽はとても好きで、特に70年代のプログレからマッドチェスター、UKロック辺りには強いです。
(スターレス高嶋に会いたいw)
学生時代に、1年間でアルバムを100枚くらい買ったこともあります。
ライブとかフェスの主役が変わってきた気がする
久々に行って気づいたのですが、
最近は、主役が観客(リスナー)に変わりつつある気がします。
これは、ユーザーのアーティストに対する評価の仕方が、
その「アーティストが最高か?」ではなく、
「自分が楽しめるか?」「周りのみんなと一緒に楽しめるか?」に変わっているからだと思います。
現に、行ってきたミッドナイトソニックでは、
みんなアーティストの方をあまり見ていませんでした。
周りの人と踊ったり、俯いて揺れてる人が多かったです。
何というか、みんな一体感を求めている感じでした。
だから最近は、EDMとかハウスミュージックみたいに、全体で1つになれるような音楽が流行ってるんだと思います。
※今回のミッドナイトソニックでは7組中4組がソロアーティスト
それが理由なのか、
Apple MusicやAWAのイメージ画は観客がメインになっています。
ちょっと前は、「おりゃー、おれのギターテクすげーだろ!」みたいに、
アーティスト(パフォーマー)が主役だったと思うんですよ。
でもそれって、お客さんからすると「おお、すげー!」で終わってしまうんですよね。
ちょっと飽きられてしまう。
そのうち、「ボタンひとつでギターの音出せるけど、がんばって練習する意味あるの?」みたいな時代が来る気がします。
とはいえ、ギターなどの楽器は、
生(本物)の音の方が絶対良いので、ある一定数には愛され続けて残るはずです。
しかし、パイプオルガンみたいなポジションになる日も、そう遠くはないかも。。
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