「ザ・ファシリテーター」を読んだら仕事で使えそうなフレームワークがあったので紹介するよ
読んだのはこれ↓
ファシリテーション(ファシリテーター)とは?
簡単に言うと、MTGとかコミュニケーションを
スムーズかつ効率的に進めるための魔法(スキル)です。
IVSとかのカンファレンスで出てくる「モデレーター」と似ていますね。
「モデレーター」は
その場をスムーズに予定通り進行させるアナウンサーのような役割で、
「ファシリテーター」は
ブレストとかMTGを捗るようにハックするコンサルタントのような役割だと認識しています。
書籍に出てくるフレームワークを紹介
とにかく議論やコミュニケーションを円滑に進めるための方法が満載です。
課題を解決するための具体的なフレームワークが随所に出てきます。
ジョハリの窓
自分や他人を理解するプロセスを
窓のように分けて図解する考え方のモデルです。
引用 :Wikipedia
Ⅰの窓をⅢに広げる(Ⅲを狭くする)= 自己開示
自信満々の人が弱みをさらけ出すのは、
自信があるから弱みを出せるのではなく、
弱みを開示することで自信を獲得している。
自己開示をすると自信を得ることが出来るそうで、因果関係が逆なのですね。
SWOT分析
- Strengths(強み)
- Weaknesses(弱み)
- Opportunities(機会)
- Threats(脅威)
の頭文字を取ってSWOT.
周りの環境要因としての機会と脅威、
内部要因としての強みと弱みを
マトリックスに落として分析する手法です。
これを行うと、問題意識が 深く共有され、
さらには建設的な意見が増えるようです。
フォースフィールド分析
達成できていない課題に対して、
何の「力(フォース)」が邪魔をして達成できないのか、
あるべき姿を妨げている「力」を見える化する手法。
付箋などにひたすら書き出したら、
それをグルーピングして議論するのが通例のようです。
まとめ
他にも、パレート分析とかタックマンモデルとか、
スノーフレークと呼ばれるアイスブレイクなど色々登場して面白いです。
僕はエンジニアなので、
すぐに紹介したフレームワークを使うことはなさそうですが、
頭の片隅にでも置いておきます。
少し前に読んで感想を書いた「V字回復の経営」と同じで、
内容が小説テイストになっています。
そのおかげか、非常に読みやすいのでオススメです。