Dance with Tech

プログラミングとか学んだことの備忘録ブログです。

iOSアプリ(9対応)のリリース準備・対応で苦労したこと5つとおまけ

リリースというものは、そう何回もやるもんじゃないので方法を忘れがちです。

覚えている今のうちにメモしておきます。

※ちなみにXcode7を使っています。

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1.リリースするための事前準備が意外と多かった

  • DistributionタイプのCertificateが必要
  • App IDが必要

※ここで出てくるBudle IDとXcode上のBundle Identifierがイコールじゃないとリリースできません

  • DistributionタイプのProvisioning Profileが必要

方法はこちらが参考になりました。

 

2. 1度iTunes ConnectにBuildしたらBuildの値を上げないと再Buildできない

アプリをリリースするにはiTunes ConnectにXcodeからBuildする必要があります。

※方法はこちらを参照。

しかし、Buildし終わってから、

「やっぱりあそこはこうしよう!」って思い立って修正したくなります。

きっとなります。ほぼなります。必ずなります。

その際はXcodeから、

「General」にある「Build」を「1.0.1」のように上げる必要があります。

そうすれば別のBuildとみなしてくれて再度Buildできます。

ちなみにリリース後にアップデートするときは「Version」を上げます。

 

3.スクリーンショットAppleの画像などがあると商標違反でリジェクトされる

アプリ申請時には、

アプリの見せ場的なものを載せたスクリーンショットを、

一緒にアップすることになるんですが、

そこにAppleの商標情報があるとリジェクトされます。

今回のアプリは見せ場的なシーンが少なかったので、

作ったアプリのアイコンが写っているホーム画面のキャプチャをアップしたら、

Apple製品のアイコンも載ってしまい怒られましたw

 

4. 「広告表示してないのにAdvertising Identifier使ってるよ」ってリジェクトされた

Advertising Identifier but does not include ad functionality...

「Advertising Identifier」っていうのは広告識別子のことです。

広告タグとかリンクコードの認識で大丈夫だと思います。

iADとか使ってないし、心当たりがなかったのですが、

nend、i-Mobile、Adstir?とかは裏で用意してるだけでも引っかかるようです。

※文字列だけでも引っかかりました

これ地味に引っかかる人いるんじゃないですかね?

 

5. リリース後のApp Storeのリンク作成

通常、PCのiTunesApp Store)からiOSアプリを探そうとすると結構苦労します。

(というかできるのか?)

そんなときは「Link Maker」を使うと簡単に辿り付けますし、URLも発行できます。

検索するときの注意点として、日本の場合は「Store Country」を「Japan」にし、

iOSアプリの場合は「Media Type」を「iOS Apps」に変更する必要があります。

 

おまけ

実はApp Storeの審査は特急で行うように申請ができます。

※方法はこちらを参照

試しに「Android版」が既にリリースされているので、

早く審査してくれって申請してみたところ、

案の定、却下されましたww

通常はクリティカルなバグの修正や、

ハロウィンなどのイベントに合わせたアプリじゃないと、速攻で審査してくれないようです。

ご利用は計画的に。

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