無料か高いかしか無くなるんじゃないかって話
今世の中で売られているモノは、
- 安いモノ
- 高いモノ
- 無料のモノ
の3つに別けられます。
この中で「安いモノ」は、今後どんどん淘汰されていくんじゃないかって思っています。
例えば映画の場合
- 安い=DVDのレンタルや購入
- 高い=映画館で視聴
- 無料=ネットでググって見る
となります。
この中だと、1のDVDのレンタルとか購入をする人が減っていくと思っています。
というのも、最近は高級志向というか、
モノのそれ自体の価値を推し量る人が増えているような気がするんですよね。
1は確かに安くて魅力的なんだけど、
「借りたら返す手間があるし、買ったとしてもそんな頻繁に観なくね?」みたいな。
それに、レンタルなどがされるまで待たなくちゃいけない。
だったら、1800円くらい払ってでも、映画館のデカいスクリーンとか3Dで観たいって人が多いと思います。
3に関しては、まだ少ないですが、結構無料で観れる映画ってあります。
今後はテレビをネットで見るように、映画もネットで見れるようになると思います。
利用シーンとしては、「そいえば観てなかった!」ってなったときだと思うので、1と被ります。
ビッグマックセット500円の反応
最近の話で言えば、『ビックマック』と『えびフィレオ』のバリューセット500円キャンペーン開始!!の反応がいい例です。
これ、少し前までは、よっしゃー!とか喜ぶ人が多かったと思うんですよ。
でも、現在のこれに対するコメントは否定的なコメントばかりです。
これは、今までマクドナルドを普通に食べていた人達の層まで、マックは身体に悪いとか、保存料が半端ないというイメージが着いてしまったのが原因だと思います。
じゃあなんでそんなイメージが着いてしまったのか、、、
それは、そういった情報を今まで受け取っていなかった人達、
つまりリテラシーが低かった人達まで、そういった情報が供給されるようになったからです。
身近な例で言うとお母さん。
「ちょっとマック行ってくるわ」って言ったとき、
今までは、「はいよー」みたいな感じだったのが、
「マックは身体に悪いらしいから止めときなさい」みたいになってきてるのかと。
1回ならまだしも、行こうとする度に言われると、確実に脳に刷り込まれます。
それで本人もいつの間にか、行かなくなってしまいます。
ですが、これが無料だとどうでしょう?
おそらく、バズって行列が出来るくらい人気が出るでしょう。
身体に悪いと知っているのにです。
結論
つまり、有料の場合はモノの価値を推し量ろうとしますが、
無料だとそういった概念は度返しで、とりあえず貰っとけみたいなマリオのスター状態になります。
だから、本当に先の話ですが、
価値のある有料のモノと、
価値のあるモノを引き立たせるための無料のモノ
に最終的には別れるんじゃないかなって思います。